おたつです。
先日は、アサリを使ったボンゴレビアンコ(アサリのオイルパスタ)をつくりました。
つくったきっかけは、週末の買い出しでたまたまアサリが売られていたのを見て、「これでパスタをつくりたい」と思ったという、至ってシンプルな理由です。
初めて作ったレシピの結論として、味はまあそれなりに美味しかったです。
ただ、初めてのレシピが故反省点も幾つかありました。
後学のため・これから作る人のために記事を書き、シェアしたいと思います。
まずは、いつものようにかんたん度・オススメ度です。
ボンゴレビアンコ カンタン度オススメ度
- カンタン度:★★★☆☆ (アサリの砂抜きに時間がかかるのと、パスタのゆで加減が難しかったです)
- オススメ度:★★★☆☆ (使う材料は少ない。ただ、それゆえ誤魔化しが効かないので、初心者にとって難易度は高めと感じました。)
後述しますが、材料は極論アサリとパスタとニンニクのみです(私は白ワインも少々入れましたが)。
調味料で味や食感を誤魔化す事が出来ないので、材料はちょっと良い物を使う事をオススメします。
材料 (2人分)
- アサリ 300g
- パスタ 200g
- にんにく 1片白ワイン 60ml (メルシャンのテーブルワインを使いました)
- 乾燥赤とうがらし ひとつまみ (以前イタリアで買った粉末を使用。スーパーで売っている物で代用可能と思われます)
- オリーブオイル 60ml
イタリアの乾燥唐辛子は、こんな感じです。ひとつまみ入れるだけで、相当辛くなります。
なお、我が家のパスタは基本バリラです。たまーにディチェコも使いますが。
http://barilla.co.jp/products/index.html
つくり方
- アサリの砂抜きをする。アサリをざっと水洗いして、3%の食塩水(海水と同じ濃度だそうです)をつくる。
- アサリを浅い皿やバットに広げ、アサリが浸る程度まで食塩水を入れる。
- アルミ箔でフタをして、常温で1時間程度待つ。(暗くする事で、砂の中の環境を再現すると良い)
- 食塩水を捨て、さらにそのまま30分程度待つ。(砂抜きですった食塩水を吐き出して貰うため)
ここまでが、アサリの砂抜き。ここからが、パスタづくりのレシピです。
- ニンニクをみじん切りにして、フライパンでオリーブオイルと一緒に火にかける。
(ニンニクが焦げすぎないよう、弱火でじっくり熱しました) - フライパンにアサリと白ワインを加え、フタをする。
- パスタを茹でる。私は、1.4mmのゆで時間5分の物を使ったので、3分茹でました。 後述しますがこれはやや失敗で、もっと短くて良かったです。
- アサリは、一気に熱を加えた方が美味しく仕上がるようなので、火加減は中火にしました。
アサリの口が開き始めたら(数個でOK)、火を止めて余熱で加熱(フタはしたまま) - フライパンにパスタを加える。
- アサリの味をパスタに染み込ませるよう、弱~中火で熱しながら和える。赤とうがらしのペッパーは、このタイミングでいれました。
- 味を調整する。フライパン内の水分量が減ってきたら味見をして、味が薄ければゆで汁を加える。濃い場合は、水を加える。
- パスタが茹で上がったら、オリーブオイルを加えて完成です
ボンゴレビアンコを作るときに注意すること
- アサリは大粒の物を買うこと!
写真映えを意識して、少しでも大きい粒が映るように撮影したわけですが、小粒だと食べるのが面倒くさいです
味は小粒のものでもしっかり出ましたが、食べやすさや見た目の観点から、スプーンに丁度乗るくらいの大きめのアサリを購入した方が良いと思いました。 - パスタのゆで加減、鍋でのゆで時間は短めに!
普段はそんなことは無かったのですが、今回たまたま?鍋からフライパンへの移し替えに時間がかかってしまいました。
結果的に、鍋での茹で時間が増えてしまい、完成したパスタは私好みの食感では無くなってしまいました。
ボンゴレビアンコのパスタは、鍋とフライパン内に出たアサリの出汁で、パスタを2回茹でるようなイメージです。
もし茹でたパスタが硬すぎれば、フライパン内で茹でることで硬さの調整が効きます。
鍋でのゆで時間は、最低でもパスタの表示時間マイナス2分、個人的には3分マイナスでも良いと思いました。
今日の学び
ボンゴレビアンコは、野菜の皮むきや切る手間はありませんが、アサリを熱してからの手際が求められる、料理初心者には少しハードルが高いメニューだと思いました。
また別途記事化しますが、ボンゴレでもトマト缶をつかったボンゴレロッソだったり、アマトリチャーナの方が、初心者にはつくり易いメニューだと思います。
また、ボンゴレビアンコだけでは食卓に肉成分も野菜成分も足りませんので、もうひと皿ふた皿出す必要があります。
(我が家は、いつもの如く?ピクルスと、モッツァレラチーズを頂きました。)
ピクルスの作り方は、こちらです。
https://pretty-qp.com/cooking-pickle/
パスタ関係を一周した頃、またリベンジしたいと思います。
なお、なんでそんなにイタリアンばかり作るんだ?というツッコミについても、いつか書こうと思います。