使ってみた 料理

鉄フライパン 4ヶ月使ってみて気がついた事をまとめました

おたつです。
以前から、料理レシピ記事では度々登場している鉄フライパンを使い始めて、およそ4ヶ月が経ちました。

しばらく使ってみて、「メリット・デメリット・デメリットと思ったけど、そうでも無かったこと」が分かってきましたので、使ってみて気がついた事をまとめて見ました。

この記事が、鉄フライパンを購入するか迷っている方のお役に立てば幸いです。

なお、結論から言うと

「料理が美味しくなるので、基本オススメです。ただし、購入前に重さと大きさを実店舗で確認すべし」

です。

鉄フライパンのメリット

肉を美味しく焼くことが出来る

妻が最も気に入ったのは、コレですね。
私が作った料理の中で妻が最も好きなメニューは、今のところ「ハンバーグ」だそうです。

この時は特に材料に拘った訳でなく、普通にスーパーで売っていた合い挽き肉を使っています。
得意メニューという訳でもないのですが…

コツは必要だと思いますが、鉄フライパンで焼く「だけ」で、ステーキハウスで出てくるようなハンバーグになります。

以来、肉を焼く系のメニューは、専ら私の担当となっています。
(妻は、管理がややこしいという理由でこのフライパンは一切使っていません)

参考までに、ステーキ肉もこんな感じで焼く事が出来ます。
この時は、肉もちょっと良いランクの物だったのですが、完全にレストランで頂く食感のステーキでした。

野菜炒めで、シャキっとした食感が残る

これも個人的にはメリットです。

ハンバーグやパスタのようなメイン料理だけで無く、「ニラとモヤシ炒め」「豆苗とベーコン炒め」のようなサブの1品でも、私は鉄フライパンを使っています。

最初は、ほんの数分炒めるだけのメニューに使うには、準備や片付けの手間を考えると少々大層な気はしました。

ただ、鉄フライパンはその他材質の物に比べて、高温で一気に炒める事が出来ます。
結果として、表面だけ上手に水分を飛ばした、シャキッとした食感を残した炒め物を作ることが出来ます。
休日であれば、朝食に食べるベーコンだけの為に使うこともあります。
確かに面倒ですが、ホテルのビュッフェモーニングに出てくるような、カリカリのベーコンを焼くことが出来ます。

鉄フライパンのデメリット

重い

  1. 保管場所からコンロに出す
  2. 油を馴染ませ終わったら、使った油をオイルポットに戻す
  3. 料理を皿に盛り付ける
  4. 流しで洗う
  5. コンロで火にかけて乾かす
  6. 保管場所に戻す

1品作る為に、最低6回フライパンを持ち上げる必要があります。
そして、2と3では、基本的に片手作業が必要になります。

特に2の場面では、高温の油が入ったフライパンを片手で持って、油をオイルポットに戻さなければなりません。

店頭で実物を持ってみて、この作業が出来るかを確認してから購入することをオススメします。

使用後の管理は、ちょっとだけ手間がかかる

使用後は、直ぐ洗わなければいけません。(洗わないと食材がこびりつき、それが焦げ付きの原因になります)

また、洗う時は高温のフライパンを流しに持って行って、直ぐに水で冷やしながらタワシでこすります。

サイズが大きく油で汚れているので、調理で使った包丁・熱に弱いガラス製の食器や油で汚したくないまな板etcが流しに残っていると、直ぐにフライパンを洗うことが出来ません。

つまり、フライパンを使う前(or使っている最中)に流しを空けておく必要があります。

私は、まだ料理を作るのが精一杯で、ここまでの段取りに気が回らない事があります。
慣れている人には何てこと無いかもしれませんが、個人的には気を遣うポイントなのでデメリットとして挙げておきます。

嵩張る

取っ手を外せるタイプのフライパンに比べて、広い保管スペースが必要になります。
事前に、保管するかは決めておいた方が良いと思います。
吊るしで保管する場合、耐荷重に注意が必要です。
1kg以上の重量がありますので、万一落ちた時は、下にある物が壊れるかもしれません。

デメリットになりそうでならなかった事

毎回の、使用前の油返し

鉄フライパンは、使用の前に毎回フライパンを加熱し、油を馴染ませる作業が必要となります。

ただ、これは野菜を切っている間に、事前にフライパンの加熱と油ならしを済ませておけば良いので、個人的にはさほど手間とは思いません。

1回目使用前の、油ならし

使う最初の1回だけなので、休みの日にでもやれば良いです。
革靴を履く前に油を塗って馴染ませるような感覚なので、特に面倒とは感じませんでした。

今日の学び

締めと併せて、最後に鉄フライパンを使う最も大きいメリットを書きたいと思います。

それは、「モノに愛着が湧き、結果としてスキルが身につく(超重要)」

個人的には、コレが1番です。

趣味や遊びでは無く、生きていく上で絶対に必要な家事においてこそ、自分がワクワクできる製品を使う事はとても意味があることだと思います。

好きなモノを使いたいと思う→使う回数・頻度が増える→使う事で愛着が湧く&スキルが身につく→スキルを、より磨きたいと思うようになる→使う回数・頻度が増える(以下同)

この循環を回していく事が、私は生きていく上でとても大切だと思っています。

鉄フライパンは、丁寧に使えば一生使えると言っても過言では無い製品です。
革製品のように、経年変化を楽しむことも出来ます。

私は、おきゅうが産まれるのをキッカケに鉄フライパンを購入しましたが、もっと早く買えば良かったと思うくらい気に入っています。

私のような料理初心者が作っても、炒め物や肉料理の質感が別次元になります。

様々なメーカーの製品がある中で、「どのメーカーを選ぶか」という視点では今回は書きません。

まずは「鉄フライパン」という括りで、是非オススメしたいと思います。

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